厚生年金保険は、主には老後の所得を保障します。国民年金に上乗せするかたちで構成される保険です。厚生年金保険に入っていることで、老後などに受け取る国民年金にプラスして受け取ることができます。会社によって、そこからさらに上乗せする「厚生年金基金」に加入している場合もあります。
厚生年金の対象者は、適用除外として定められている基準に該当しない従業員が加入します。基本的に健康保険と同じ基準になるため、健康保険と厚生年金保険はセットと考えられます。
厚生年金は主に3種類あります。
老齢厚生年金は、老後に受け取れる終身保障の年金です。25年以上加入した実績がある必要があります。今後高齢化が進んだ場合、受け取れる年齢や条件が変動していく可能性があります。
障害厚生年金は、病気やケガで障害を受けたときに受け取れます。
遺族厚生年金は、加入しているものが死亡したときに、その遺族が受け取ることができるものです。
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